キャンペーンをPRする市選管の職員

 【那須烏山】7月3日公示、同20日に投開票される参院選で若年層の投票率向上などを図るため、市選挙管理委員会は期日前投票所を訪れる親子向けに、カプセルトイを活用したキャンペーンを実施する。

 市選管によると、保護者と投票所を訪れた経験がある子どもは、有権者になっても投票する傾向が高いといい、将来的な投票率向上も狙う。昨年秋の衆院選や知事選でも同様のキャンペーンを実施した。

 今回の記念品は、市にちなんだデザインのマスキングテープ。5種類あり、ガチャを回してカプセルに入った一つを引き当てる。同4~19日、烏山か南那須の市庁舎の期日前投票所を保護者らと訪れた小学生以下の子どもが対象。両庁舎で計先着200人限定。

 13日には市内のスーパー2店舗で、車両内に投票箱を置いた「移動期日前投票所」を開設する。川俣純子(かわまたじゅんこ)市長は「今回は3連休の中日が投開票日。連休を楽しむ時間をつくれるように、期日前投票を伸ばしたい」と話した。

(問)市選管0287・83・1117。