利用客で混み合う「築地銀だこ ドジャースタジアム店」。左上にある店舗メニュー用モニターの画面はイメージ(宇都宮市提供)

 宇都宮観光コンベンション協会は7月2日から、米大リーグ、ドジャースの本拠地ドジャースタジアム(ロサンゼルス)のたこ焼き専門店「築地銀だこ」の店頭モニターで、市の観光PR動画を放映する。市によると、同モニターを活用した観光PRは、国内自治体で初めて。大谷翔平(おおたにしょうへい)選手ら日本人選手が活躍する同球場で、宇都宮の魅力を世界に発信していく。

 動画は「観光編」「スポーツ編」の2種類。餃子(ぎょーざ)やカクテル、大谷資料館、宇都宮二荒山神社、次世代型路面電車(LRT)などの観光情報や、宇都宮ジャパンカップや宇都宮ブレックスなどのスポーツ映像を放映する。いずれも英語音声で1分間。試合のある店舗開店時に、1時間につき8回放映される。

 同店はドジャースファンの多い球場3塁側コンコースにあり、1試合当たり平均千人が利用。店舗前の通行者も約1万人を超えるという。