ミュージシャンの奥田民生と吉川晃司が結成した期間限定ユニット「オーチーコーチー」が故郷・広島県の食文化をアピールする「応援団長」に就任。東京で開かれた記者発表会では今年還暦の2人が広島弁全開で“同級生”トークを繰り広げた。
ユニット結成を同世代が喜んでいると水を向けられると、奥田は「もっとはようやれやっていう話じゃないの?」とにっこり。「はようやったら分裂しとったかもしれんで」と吉川が返すと、奥田は「それ、前のバンドの話、しとるんか」。一度たもとを分かったギタリスト布袋寅泰とのユニット「COMPLEX」を思い出させて笑わせた。
吉川が「まぁ、あれも還暦にやったら、うまくいったかも」と回顧するものの、司会者が制止。
60代の目標を問われた奥田は「ないですよ」と即答。「とりあえず、これ(オーチーコーチー)を無事ね、けんかもなく終わらせたい。(吉川の)前のユニットみたいにならないように」と蒸し返すと、吉川が笑いながら指で制止した。
広島で思い入れのある一品を問われると、奥田は「おこのみ」(お好み焼き)を、吉川は小イワシ(カタクチイワシ)の刺し身を挙げた。奥田は「行ってみんしゃいよ」と広島への来訪を呼びかけた。