大田原高の生徒と教員計8人が死亡した昨年3月の雪崩事故を受け、県教委は18日、県立高の雪上活動を全面禁止する登山計画ガイドラインを策定したと発表した。冬季でも、雪のない低山での活動は認めた。ガイドラインを県内の各県立学校に通知したほか、登山部のある県内私立高にも参考として送付したという。

 県教委によると、ガイドラインは部活動や学校登山など県立高の登山活動や登山計画作りに際しての手引となる。雪崩事故の再発防止策の一環として県教委が登山計画審査会の意見を踏まえ、策定を進めていた。

 ガイドラインでは「冬季を中心に断続的な降雪等により雪が相当期間堆積する時期」を「積雪期」と定め、積雪期の状態にある山では登山や歩行訓練、幕営など全ての活動を禁じた。生徒の安全確保、高度な技術を持つ指導者の確保が困難であることを理由とした。