随意契約で放出された政府備蓄米の販売が、栃木県内でも始まった。普段出回ることがないだけに、消費者として気になるのは品質、おいしさだ。そこで下野新聞デジタル報道部は、実際に政府備蓄米を購入。比較のため県産コシヒカリも用意し、食べ比べてどちらが備蓄米かを当ててもらう社内試食会を行った。参加者の的中率や忖度(そんたく)なしの評価は-。
購入したのは、宇都宮市江曽島本町の「アピタ宇都宮店」が6日に販売開始した備蓄米。販売価格は5キロ2139円(税込み)。袋には令和4(2022)年産とある。いわゆる「古古米」だ。原料玄米は「複数原料米 国内産」、精米時期は「6月上旬」と記されている。

県内で販売されていた備蓄米
一方、比較する24年産のコシヒカリは宇都宮市内のスーパーで購入した。価格は5キロ約4500円。精米時期は5月下旬なので、備蓄米と大きく違わない。
それぞれ3合ずつ、吸水などはせず、内釜の目盛り通りに炊飯した。銘柄を明かさずに従業員計34人に食べ比べてもらい、どちらが備蓄米か当ててもらった。
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