栃木県畜産酪農研究センター(那須塩原市千本松)が、暑さに強い新たなホルスタイン牛(スリック牛)の研究を本格化させている。通常のホルスタイン牛は暑さに弱く、夏場は食欲が落ち乳量が減少。近年の酷暑が酪農経営に悪影響を及ぼしている。そのため、毛が短く体温調整能力が高い「スリック遺伝子」を持つスリック牛に着目。暑さへの耐性や乳量などを調べ、酪農経営の収益性向上などの可能性を模索する。同センターでは既に2頭のスリック牛が生まれており、報道関係者に4日、初公開した。
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