後半5分、ヒートのロック、モスタート(右)がトライを奪う=三重交通Gスポーツの杜鈴鹿サッカー・ラグビー場、鈴木航撮影

 ラグビーのNTTリーグワン1、2部入れ替え戦は30日、三重県鈴鹿市の三重交通Gスポーツの杜鈴鹿サッカー・ラグビー場メイングラウンドで2試合制の第2戦が行われ、第1戦を先勝している三重ホンダヒート(1部11位)が花園(2部2位)を29-19で下し、2戦2勝で1部残留を決めた。

 ヒートは前半に2つのトライを許し、10-14で折り返すしたが、後半3分にナンバー8のパブロ・マテーラ、5分にロックのフランコ・モスタートが立て続けにトライし逆転した。防御も後半はわずか5失点と奮闘した。

後半3トライ、意地の残留

 試合終了のホイッスルと同時に歓声が沸き上がる。2026~27年シーズンから宇都宮市への移転が決まっている三重ホンダヒートは2連勝で1部残留を決め、フィフティーンは歓喜の雄たけびを上げた。