裏見の滝で行われた荒沢不動尊の護摩供養

 【日光】「日光三名瀑(ばく)」の一つに数えられる丹勢の裏見の滝で28日、滝に祭られた荒沢不動尊の護摩供養が行われた。山伏姿の修験者6人がお経を唱え、豊かな水の恵みに感謝するとともに家内安全や世界平和を祈った。

 荒沢不動尊は1624年(寛永元年)、日光山の貫主慈眼大師天海(じげんだいしてんかい)大僧正の命で山形の出羽三山から迎えられ安置された。