JAS認定の木材。強度基準が明確で、需要が高まっている(県提供)

 栃木県内の製材工場で日本農林規格(JAS)認定を取得する動きが加速している。県によると県内でのJAS認定(機械等級製材)は2011年度から22年度までは3社にとどまっていたが、23、24年度に各1社が取得し、25年度は3社が取得を予定。4月に施行された改正建築基準法や、住宅以外での木造建築の広まりを受け、強度基準が明確な「JAS材」のニーズが高まっていることが背景にあるとみられる。