バスケットボールBリーグのチャンピオンシップ(CS)は19日、日環アリーナ栃木ほかで2戦先勝方式の準決勝第3戦2試合が行われ、第2クオーター(Q)に30得点してリードを築いた宇都宮ブレックス(東地区1位)が千葉J(同2位)に82-71で競り勝った。

ブレックスは第1Qこそ13-15とリードされたが、第2Qはギャビン・エドワーズやグラント・ジェレットが3点シュートを沈め、試合を43-31で折り返した。12点リードで迎えた第4Qは、千葉の猛追を受け一時4点差まで詰められたが、振り切った。
他会場では、琉球(西地区1位)が三遠(中地区1位)に77-69で勝利し、通算2勝1敗で4季連続の決勝進出を決めた。
決勝も同じく2戦先勝方式で実施。第1戦は24日午後2時半から、横浜市の横浜アリーナで行われる。

攻守に「素晴らしいエナジー」
第2クオーター(Q)1分、リングを破壊するかのような轟音(ごうおん)が猛攻開始の合図だった。グラント・ジェレットが速攻からダンクシュートを沈め、そこから連続10得点。結果的に第2Qで30得点と圧倒したことが、決勝への扉をこじ開けた。ジーコ・コロネル監督代行は「素晴らしいエナジーだった」と称賛した。
フリースロー成功率わずか33・3%と、重圧を感じているようだった第1Q。指揮官は「気負い過ぎず、いつも通りに」と言葉を送ると、以降は自信を取り戻し、次々とネットを揺らした。武器の3点シュートも精度を上げ、特にジェレット、ギャビン・エドワーズが2人で7本成功と別格だった。
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