映画、ドラマなどの県内ロケを支援する県フィルムコミッション(FC)事業で、県内で2024年度に消費された直接的経済効果は約1億1200万円に上り、過去5年で最高となったことが17日までに、県観光交流課のまとめで分かった。撮影件数は57件で、同じく過去5年で最も多かった。

 

 県は本県のイメージアップや観光誘客、地域活性化につなげる目的で映像制作者にロケ地の情報提供などを行い、撮影誘致に取り組んでいる。24年度の撮影前の相談件数は前年度比9・6%増の344件あった。