前半、相手選手と競り合う栃木SCのDF岩崎(右)=ミクニワールドスタジアム北九州

 明治安田J3第11節は3日、各地で10試合が行われ、栃木シティは栃木市のシティフットボールステーション(CFS)でFC大阪との首位攻防戦に2-1で勝利した。通算7勝3分け1敗の勝ち点24。栃木SCは北九州市のミクニワールドスタジアム北九州で北九州と対戦し、0-0のスコアレスドロー。通算3勝3分け5敗で勝ち点12の12位。

 SCは序盤から終始攻勢の展開で計12本のシュートは放ったが、得点できなかった。

 次戦は両チームとも6日午後2時から、シティは青森県八戸市のプライフーズスタジアムで八戸と、SCは宇都宮市のカンセキスタジアムとちぎで長野と対戦する。

最後の精度欠く

 決定力不足に尽きる。

 2試合ぶりの勝利を狙った栃木SCは終始攻勢で主導権を握りながらスコアレス。MF藤原健介(ふじわらけんすけ)が「勝ち点2を失った」と表現する痛恨の引き分けだった。