太平洋戦争の終戦後、旧ソ連のシベリア抑留中に30歳で死亡した旧日本陸軍伍長の青木勝一(あおきかついち)さんの遺骨が26日、栃木市にある生家の墓へ納骨された。理不尽に命を奪われてから78年の時を経てようやく帰郷した。「戻ってきてよかった」。青木さんの長女吉岡秀子(よしおかひでこ)さん(84)=茨城県古河市=は静かに手を合わせ、「(シベリアは)ここよりも寒いし、大変だったと思う。ご苦労さまと言いたい」と墓を見つめた。
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