コーチはプロロードレーサー　宇都宮ブリッツェンが「やってみたい」を後押し　オンラインレッスン「Winning Road」のぞいてみた

　３月末、自転車ロードレースの国内最高峰ツアー第２戦「真岡芳賀ロードレース」で、地元の宇都宮ブリッツェンのフォン・チュンカイ選手（36）＝台湾出身＝が優勝を飾った。ブリッツェン勢の優勝は２０２２年以来、３年ぶり３度目。駆け付けたファンを大いに沸かせた勇姿は今も記憶に新しい。

　そんな「赤い稲妻」の愛称を持つ選手たちが、室内でロードバイクの指導をするオンラインレッスンがあるらしい。ロードバイクをオンラインで？

　どのようにレクチャーしているのか。会場に足を運んでレッスンをのぞいてみた。

監督がレッスン監修

　チーム運営会社の柿沼章（かきぬまあきら）社長によると、オンラインレッスン「ＷｉｎｎｉｎｇＲｏａｄ（ウィニングロード）」を開講したのは２０２４年７月。対象は小学４年生から高校生。４カ月を１クールとし、週１回１時間のレッスンを行っている。

指導する小野寺玲選手