精神症状や意識障害を来す脳の希少疾病を乗り越えて今春、幼い頃からの夢だった医療の道へ歩み出した新入学生がいる。自治医大看護学部の篠崎(しのざき)れいなさん(19)。5年前、発症は年間50万人に1人とされる「抗NMDA受容体脳炎」の診断を受けた。数カ月の昏睡(こんすい)、記憶障害の後遺症を克服し、4月に入学。「患者さんに自分の経験を伝え、希望を持たせる看護師になりたい」と意欲を燃やしている。
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