性感染症「梅毒」の2024年の県内患者数が23年比15人増の186人(速報値)となり、統計を開始した1999年以降、最多を記録したことが14日までに、県感染症対策課のまとめで分かった。最多の更新は6年連続。性風俗以外での感染が増えているとみられ、医療関係者は出会いの多様化などを背景とした不特定多数との性交渉を一因に挙げる。若年層の患者割合が高いことも特徴で、県は高校生らへの啓発強化を検討している。