【宇都宮】青少年のボランティアグループ「宇都宮中央レオクラブ」は3日、小児がん支援のレモネード販売の益金など計15万円を、福岡町の東日本盲導犬協会など福祉3団体に寄付した。
同クラブは、宇都宮中央ライオンズクラブ(LC)の青少年育成プログラムの一環として2020年に発足。現在、中高生18人が所属し、定期的な清掃活動やフードバンクへの寄贈などの活動を続けている。
今回の寄付金は、昨年7月に同LCが主催した「小学生バレーボール交流大会」や各イベント会場でレオクラブのメンバーが販売したレモネードなどの益金が中心。同協会と徳次郎町の重度障害児者ケア施設「うりずん」、ライオンズクラブ国際財団小児がん支援に5万円ずつ寄付した。
この日、うりずんには同クラブメンバー6人と同LCの関係者が訪問。同クラブ会長の宇都宮東高2年佐藤(さとう)はなさん(16)がうりずんの高橋昭彦(たかはしあきひこ)理事長(64)に、レモネード販売時に子どもたちから集めた施設への応援メッセージと寄付金5万円を手渡した。また同LCも施設に別途5万円を寄付した。
高橋理事長は「若い皆さんに施設への関心を持ってもらえてありがたい」と感謝。副会長の宇都宮短大付属高3年塙千來(はなわちこ)さん(17)は「これからもレモネードの販売を続けて寄付につなげたい」と話した。