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 春の訪れを告げる山野草のイワウチワが栃木県那珂川町富山の山林で見頃を迎え、淡いピンクのかれんな花が来訪者を癒やしている。

斜面を彩るイワウチワ=31日午前11時40分、那珂川町富山
斜面を彩るイワウチワ=31日午前11時40分、那珂川町富山

 イワウチワは葉がうちわに似ている多年草。「春の使者」の花言葉で親しまれる。同所の約1ヘクタールに群生しており、管理する地元の「富山舟戸いわうちわ保存会」によると、今週末ごろまで各所で咲き誇る見込みだという。

 31日は寒の戻りとなったが、県内外から見物客が訪れ、長さ約3センチの花を写真に収めるなどしていた。

 下野市緑4丁目、舎川輝雄(とねがわてるお)さん(78)は「きれいで毎年来ている。目に焼き付けて楽しみたい」と話した。

◇ほかにも下野新聞フォトサービスに写真