2位となったブリッツェンの岡=清原工業団地特設コース、広瀬華撮影

 自転車ロードレースのJクリテリウムツアー(JCT)第2戦「宇都宮清原クリテリウム」決勝(3キロ×20周=60キロ)は30日、宇都宮市の清原工業団地特設コースで行われ、宇都宮ブリッツェンは岡篤志(おかあつし)がトップとタイム差なしの1時間18分2秒で2位だった。

 レースは序盤から逃げを狙うチームの仕掛け合いが展開されたが、決定的な逃げは生まれず。集団のまま迎えた最終20周目終盤、岡がアタックを仕掛けトップに立ったが、ゴール前のスプリントで孫崎大樹(まごさきだいき)(ヴィクトワール広島)にかわされた。

 ブリッツェンの次戦は4月20日、兵庫県加東市でJプロツアー(JPT)の西日本ロードクラシックに出場する。

 残り500メートル。「何としても宇都宮で勝ちたい」。ブリッツェンの岡篤志(おかあつし)は、その一心でペダルを踏んだ。