健康的に自立した生活が送れる期間を指す「健康寿命」(推定値)が2022年に最も長かった県内市町は、女性が84・61歳の那須塩原市、男性が80・82歳の高根沢町だったことが27日、県の試算で分かった。最も短い市町との格差は女性2・70年、男性2・94年で、前回19年の試算(女性4・06年、男性3・82年)より縮小した。県全体の健康寿命は女性83・58歳、男性79・37歳で、19年に比べそれぞれ0・07年、0・10年短縮。試算の開始以来、初めて前回を下回った。