2023年度に県内の児童相談所(児相)と市町が児童虐待の相談を受けて対応した件数は過去最多の3828件だったことが25日、県保健福祉部の発表で分かった。前年度から377件増え、4年ぶりに過去最多を更新した。警察からの連絡が4割を占め、全体の件数を押し上げた。暴言などで心を傷つける心理的虐待が5割超に上り、子どもの前で家族に暴力を振るう「面前DV」が目立った。