森島市長(左)から要望書を受け取った笹木所長

 【矢板】森島武芳(もりしまたけよし)市長は19日、国土交通省関東地方整備局宇都宮国道事務所を訪れ、中の国道4号「中北歩道橋」の再設置を求める要望書を提出した。

 同歩道橋は国道4号を4車線化する拡幅工事に伴い、撤去される予定。要望書は、同歩道橋が周辺住宅地の児童・生徒の通学や高齢者の安全を守る重要な施設として、再設置を強く求めている。市は昨年8月、地元行政区から同様の要望を受けている。

 市によると、笹木和彦(ささきかずひこ)所長は「周辺住民の安全確保のためにも、必要なものは残していくことを検討する」と応じたという。