キンブナを放流する市貝たいよう幼稚園の園児たち

 里山の豊かな水辺と農村環境を守ろうと、市貝町市塙(いちはな)の認定こども園「市貝たいよう幼稚園」の園児22人が10日、同地内の小貝川に絶滅危惧種のキンブナを放流した=写真。

 住民組織「サシバの里協議会」主催。同町続谷(つづきや)の関澤昭(せきざわあきら)さん(78)が水田で育てたキンブナを、バケツで受け取った園児たちは「元気でね」などと呼びかけながら放していった。

 年中の土井桃右城(どいとうき)ちゃん(5)と徳納湊(とくのうみなと)ちゃん(5)は「小さくてかわいかった」。“フナ”れな作業も楽しんだ様子だった。