栃木県内最大規模の小学サッカーの祭典「第53回県U-12サッカー選手権大会」(県サッカー協会、下野新聞社、栃木放送主催)最終日は22日、真岡市の真岡ハイトラ運動公園陸上競技場で決勝が行われ、栃木SC U12(宇河)がISO SC(同)を2-0で破り、出場148チームの頂点に立った。栃木SC U12の優勝は2年連続7度目。

栃木SCは前半12分、FW上野雄武生のパスに抜け出したFW佐々木蒼が右サイドから切り込み、右足で冷静に流し込んで先制。後半5分には相手のオウンゴールを誘って突き放した。
守ってもDF打田怜大を中心に粘り強く、GK田崎志侑の好セーブもあって最後まで点を与えなかった。
初の決勝進出となったISO SCはFW金田智矢らが試合を通して5本のシュートを放ったが、相手の堅守を崩すことはできなかった。
3位は準決勝で栃木SC U12に1-4で敗れたFC VALON(下都賀)、ISO SCに0-1で競り負けたHFC.ZERO(芳賀)だった。