タイヤの遊具にペンキを塗る児童ら

 【栃木】全国の塗装業者でつくるボランティア団体「NPO法人塗魂(とーこん)ペインターズ」は8、9の両日、千塚小で学校遊具のボランティア塗装活動「塗魂! 学校(遊具)を塗りつぶせ!」を行った。9日は同校の親子延べ28組が参加し、ペンキ塗りを体験した。

 同校保護者に団体の会員業者がいたことから実現した。県内では2例目、県南地域では初の活動という。8日は業者のみで、塗装が劣化していたジャングルジムや滑り台、鉄棒などの遊具にペンキを塗り直した。

 9日は13業者と希望した同校の親子が参加した。児童は業者からアドバイスを受けながら、ハケやローラーを使って、タイヤやブロックの遊具に青、緑、ピンク、黄色などのペンキを丁寧に塗っていった。

 代表して団体に感謝状を贈った6年今関聡太朗(いまぜきそうたろう)さん(11)は「普段経験できないので、いい機会だった。ペンキを垂らさずに塗るのが難しかったけど、きれいになって気持ちがいい」と満足げに話した。