栃木県警が2024年に認知した交流サイト(SNS)を悪用するSNS型投資・ロマンス詐欺は前年比18件増の64件で、被害額は3億1160万円増の計10億376万円に上り、いずれも過去最多となったことが12日、県警のまとめで分かった。対面せずにSNSで長期間やりとりを重ねて信用させる手口で、20~70代の幅広い世代が被害に遭った。県警は「会ったことのない人には絶対にお金を渡さないでほしい」と訴えている。