うわぐすりを開発した保坂さん。左が鹿白結晶釉、右が鹿白釉を使用

 鹿沼土が工芸品に?-。地元の素材を活用した芸術作品制作や地域活性化に取り組む鹿沼版地域おこし協力隊の陶芸家保坂朱音(ほさかあかね)さん(27)らは、園芸用土「鹿沼土」を原料としたオリジナルのうわぐすりを開発した。鹿沼土と数種の鉱石を乳鉢で調合して加工した。15日に市内で開かれるアートイベント「星の結び目」で、うわぐすりを使って焼成した皿をお披露目する。