真岡市は4日、2025年度当初予算案を発表した。一般会計は388億6千万円で、24年度当初比0・6%減。大型ハード整備が終わり関連予算が減った一方、社会保障費や物価高騰関連の支出の増加などでほぼ同規模となった。防災、介護、保育のソフト事業などに新規性のある内容を盛り込んだ。石坂真一(いしざかしんいち)市長は「若い世代が真岡に住み、働き、子育てしたいと実感できるまちづくりを実現するための予算」とし、健全財政との両立も強調した。