栃木県鹿沼市上永野の観光施設「蝋梅(ろうばい)の里」で、ロウバイが見頃を迎えている。立春の3日は来園者が透き通るような黄色の花に見入った。

里山を黄色の花で彩るロウバイ=3日午前11時35分、鹿沼市上永野
約1・3ヘクタールの敷地に、濃い黄色の花が特徴の「満月」、淡い黄色の「素心」など6品種のロウバイ計約4千本が植えられており、里山を彩っている。
午前10時に開園すると次々と見物客が訪れ、つややかな花に見入ったり、ほのかな甘い香りを楽しんだりしていた。今月いっぱい、開花時期が異なる全ての品種が楽しめるという。開園は3月15日までの予定。
友人と2人で訪れた壬生町安塚、主婦有田摘枝(ありたつみえ)さん(79)は「品種の多さに驚いた。春本番が待ち遠しくなった」と笑顔で話した。
