第1セット、文星女の阿部(右)がスパイクを放つ=県南体育館、森田大地撮影

 栃木県高校新人スポーツは2日、県南体育館ほかでバレーボール、サッカー男子が行われた。バレーボールは男女の決勝までが行われ、女子は宇都宮文星女が国学院栃木を2-1で破り、2年ぶり15度目の優勝を果たした。男子は足利大付が作新学院に2-0でストレート勝ちし、5年連続41度目の頂点に立った。

 サッカー男子は決勝で矢板中央が2-1で真岡に競り勝ち、2年連続12度目の優勝。矢板中央は前半にFW為我井遼太郎(ためがいりょうたろう)らのゴールで2点をリードした。真岡は後半20分に途中出場のFW関塚颯弥(せきづかそうや)のゴールで1点を返したが反撃もそこまでだった。

一進一退、粘りで打開

 バレーボール女子は宇都宮文星女が粘りを見せ、2年ぶりの戴冠。

 大倉修(おおくらおさむ)監督も「チームの完成形から見るとまだ3割程度。伸びしろしかない。でも(優勝という)形になって良かった」と胸をなで下ろした。