世界中の人々ががんについて考える「ワールドキャンサーデー」の2月4日、県と県立がんセンターは県庁周辺で大腸がん検診の受診を呼びかける絵や文字を印刷したトイレットペーパーなどを配布する。
トイレットペーパーは、大腸がん撲滅キャンペーンを展開するNPO法人ブレイブサークル運営委員会(東京都新宿区)が作製。検査方法や早期発見の重要性を訴えるメッセージなどが書かれている。
県がん実態調査報告(2019年)によると、本県の新たな罹患(りかん)者のうち、大腸がんは男女とも2番目に多かった。
啓発はがん関連の学会、医療機関などで組織する国際対がん連合(UICC)日本委員会が全国各地の施設をライトアップするイベントに合わせて実施。昨年に続き、県庁昭和館をUICCのシンボルカラーである青とオレンジで彩る。点灯は午後5時開始予定。