県は8日、県内で定点観測している1医療機関当たりのインフルエンザ患者の週別平均報告数が54・37人に上り、基準の30人を超え「警報レベル」に達したと発表した。患者数は記録が残る1999年以降で過去2番目に多い。「予測できないほど爆発的な増加」と受け止める医療関係者は、10代以下が6割を占めることを踏まえ「学校が再開し、今後の感染拡大にも注意が必要」と訴えている。