前半10分、二つ目のトライを決めて喜ぶ国学栃木の選手ら=1日午後0時5分、大阪府東大阪市の花園ラグビー場、広瀬華撮影

後半29分、タックルで相手の攻撃を食い止める国学栃木のフッカー斎藤(中央)=大阪府東大阪市の花園ラグビー場、広瀬華撮影

前半10分、二つ目のトライを決めて喜ぶ国学栃木の選手ら=1日午後0時5分、大阪府東大阪市の花園ラグビー場、広瀬華撮影 後半29分、タックルで相手の攻撃を食い止める国学栃木のフッカー斎藤(中央)=大阪府東大阪市の花園ラグビー場、広瀬華撮影

 第104回全国高校ラグビー大会第4日は1日、大阪府東大阪市の花園ラグビー場で3回戦8試合が行われ、守りが光った国学院栃木(25大会連続30度目)は京都工学院に21-5で快勝し、3大会ぶり3度目の8強入りを決めた。

 大会第5日は3日、同会場で準々決勝4試合が行われ、国学院栃木は3大会ぶりの4強入りを懸けて石見智翠館(いわみちすいかん)(島根、34大会連続34度目)と激突する。

猛攻跳ね返した「タックルショー」

 まさしく守り勝ちだ。多くの時間でボールを支配されながら、国学院栃木が真骨頂の堅い守りで準々決勝進出を決めた。「しんどかった。でも楽しかった」とフッカー斎藤丈太郎(さいとうじょうたろう)。その表情は自信と誇りに満ちあふれていた。