自宅で迎える2025年の元日。石川県珠洲市上戸町北方、セラピスト加藤美紀(かとうみき)さん(66)は、例年なら玄関先に飾る正月のしめ飾りを用意しなかった。「新年を祝うような気持ちにはなれない」。街に、家々に、人々の心に激震の傷跡が残る。一方、家族と過ごせるありがたさを感じる。24年1月に娘婿の実家がある鹿沼市へ一時、避難した。その時の縁が珠洲市に戻った今もつながる。本県の有志からの支援に「復興に向けてがんばろうと思える」と感謝を口にした。能登半島地震は1日、発災から1年を迎える。
残り:約 697文字/全文:946文字
この記事は「下野新聞デジタル」の
スタンダードプラン会員・愛読者(併読)プラン会員・フル(単独)プラン会員
のみご覧いただけます。
下野新聞デジタルに会員登録すると…
- 事件事故や高校野球・イベントなど速報でとちぎの「今」が分かる
さらにスタンダードプランなら…
- デジタル有料記事の大半が読める
- 教育や仕事に役立つ情報が充実
愛読者・フルプランなら…
- アプリも使えて、おくやみ情報もいち早く