ノーベル平和賞の授賞式に出席した日本原水爆被害者団体協議会(被団協)の代表団が13日、帰国した。栃木県原爆被害者協議会(県被団協)の元会長の宇都宮市下岡本町、中村明(なかむらあきら)さん(94)は、授賞式演説で世界に向け発せられた核兵器廃絶への訴えをテレビで見守った。長崎で被爆。本県に移り住み、半世紀以上にわたり、県被団協の中枢として被爆の実相を訴え続けてきた。「全ての日本人が核廃絶を叫び続けて」。国際社会で高まる核の脅威を憂い、平和への思いは切実さを増している。
原子爆弾が投下された1945年8月。中村さんは14歳だった。
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