栃木銀行

 栃木銀行(仲田裕之(なかだひろゆき)頭取)は11日までに、企業のデジタル化を伴走支援する「とちぎんデジタル化プランニングサービス」の提供を始めた。

 デジタル人材が不足している中小企業などを対象に、面談を通して業務の課題を抽出した上で、デジタル化に向けた実施計画や業務改善策を提案する。システム事業者の紹介なども行い、中長期的に支援する。民間のシステムコンサルティング会社でノウハウを学んだ行員らが担当する。

 同サービスは国の地域デジタル化支援促進事業に採択された。地域企業と長年関係を築いてきた地域金融機関としての強みを生かし、デジタル分野のコンサルティング機能を強化する。