県総合政策部は16日までに、県内25市町の2023年度普通会計決算(一般会計と、公営事業会計を除く特別会計の合算)を発表した。財政の硬直化を示す「経常収支比率」は市町平均91・1%。前年度から2・3ポイント悪化し、統計が残る1975年度以降で過去最悪となった。高齢化に伴う扶助費の増加や物価上昇で、財政の自由度が狭まった。