寄席で落語の合間に見られる「紙切り」という芸がある。客の注文に応じて、その場でお題に合わせて紙にはさみを入れ、3分ほどで切り絵を仕上げる。1月に亡くなった林家正楽(はやしやしょうらく)さん(享年76)は、その道の第一人者だった