シミュレーターの鼻腔にスプタバキューマーを押し当て痰の吸引を実演する担当者=栃木市

栃木精工が年明けから販売する鼻腔内吸引チップ「スプタバキューマー」

シミュレーターの鼻腔にスプタバキューマーを押し当て痰の吸引を実演する担当者=栃木市 栃木精工が年明けから販売する鼻腔内吸引チップ「スプタバキューマー」

 医療器具製造の栃木精工(栃木市平柳町2丁目、川嶋大樹(かわしまひろき)社長)は、体内に吸引カテーテルなどを挿入せずに鼻腔(びくう)から痰(たん)を除去できる吸引チップ「スプタバキューマー」の販売に乗り出す。これまで自社製品の販売は取引先の医療機器メーカーに委託していたが、吸引チップは現在構築中の代理店網を初めて活用し、年明けから販売する。