「早めに手を打たないとまずい」。シーズンの3分の1を消化した時点で、J2下位にあえいでいた今季の栃木SC。4月下旬、強化部長の山口慶(やまぐちけい)は危機感を強めて関西方面へと向かった。昨季限りでJ3北九州の監督を退任した小林伸二(こばやししんじ)氏に監督就任を要請するためだったが、結果として序盤の低迷が最後まで重くのしかかった。
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