前半追加タイム、栃木SCの守備陣が体を張ってゴールを守る=カンセキスタジアムとちぎ、永嶌理絵撮影

前半追加タイム、栃木SCの守備陣が体を張ってゴールを守る=カンセキスタジアムとちぎ、永嶌理絵撮影

 明治安田J2第36節は27日、各地で8試合が行われ、18位の栃木SCは宇都宮市のカンセキスタジアムとちぎで清水と対戦し、0-1で敗れた。17位と勝ち点差が7となり、残り2試合で逆転できないため、栃木SCは2015年シーズン以来2度目のJ3降格が決まった。

 7季主戦場としてきた舞台から去ることが決まった。敗戦を告げる笛の音がピッチに鳴り響き、力なくうなだれた栃木SCの選手たち。「結果を出せず、皆さんに申し訳ない」。主将の佐藤祥(さとうしょう)は両手で顔を覆い、人目をはばからず涙した。