期日前投票所で受付する女子高校生(中央)。「投票しなければ将来苦しくなるのは自分」と人生初の1票を投じた=24日午後、宇都宮市

 最終版を迎えた衆院選では、若者たちの動向も注目の一つだ。受験勉強の合間に期日前投票を済ませた高校生、仕事や生活と重ねて各党の政策を見極めようとする社会人-。投票率向上に向け、27日の投開票日に啓発イベントを計画する学生グループもある。選挙権を得たばかりの18歳を始め、若者たちはそれぞれの思いと視点で1票と向き合う。

 宇都宮市役所本庁舎の期日前投票所。24日夕、有権者の長い列に、家族や友人と一緒に並ぶ高校生や20代前半の若者の姿があった。