県は7日、「とちぎブランド力向上会議」を県公館で開き、民間調査会社の「地域ブランド調査2018」の結果を報告した。

 都道府県魅力度ランキングで前年から一つ順位を落とし44位となった理由について、居住地別で見ると近畿地方で3年連続最下位だった点や、旅やグルメに関するテレビ番組からの情報接触が不足していた点を挙げた。

 市区町村ランキングで11位だった日光や全国的に知名度の高い宇都宮餃子(ぎょーざ)など優れた地域資源と本県の結び付きが欠如している点も課題とした。今後の対応として、大阪を中心とした近畿圏への情報発信の強化や、地域資源をさらに磨き上げ本県と結び付けて発信することなどを挙げた。

 出席した委員からは「DC(デスティネーションキャンペーン)もあり順位が上がると思っていた」と残念がる声の一方、本県出身者の愛着度と自慢度が大幅に順位を上げたことについて「取り組みの成果が出て喜ばしい」と評価する意見が相次いだ。

 同調査で本県は宿泊施設や温泉の評価が高い一方で食の評価が低かったため、委員からは「食の魅力を上げるため、さらなる商品開発やPRが必要」との指摘があった。