7回、佐野日大の田崎の適時打で生還し、喜ぶ一走の和栗(右)と三走の井上=清原

 第77回秋季県高校野球大会第10日は5日、清原球場で準決勝2試合が行われ、宇都宮工が20年ぶり20度目、佐野日大が6年ぶり11度目の決勝進出を決めた。両校は26日に神奈川県内で開幕する関東大会に出場する。

 作新学院の3連覇を阻止した佐野日大。2失点のエース洲永俊輔(すながしゅんすけ)の好投が光ったが、麦倉洋一(むぎくらよういち)監督は「大事な場面でよく打った」と3打点の田崎瑛大(たさきえいた)の活躍を勝因に挙げた。