第59回県知事盃争奪ゴルフ競技大会(県ゴルフ連盟、県ゴルフ場協議会、下野新聞社主催)は4日、高根沢町の県民ゴルフ場(6043ヤード、パー72)でグランドシニアの部決勝を行い、70歳の中島正(なかじまただし)(茨城)が3アンダー69の好スコアで初優勝を飾った。エージシュートも達成した。
曇り、微風の絶好のコンディションの中、予選、地区ブロック大会を通過した70歳以上の153選手が腕を競った。イン10番スタートの中島は3バーディーを奪い33でトップタイに躍り出た。アウトもパープレー36と踏ん張り逃げ切った。
1打差の2位は大垣春男(おおがきはるお)(宇都宮)。3位は昨年2位(降雨のためハーフ競技、インスタート組)の塩田勝(しおだまさる)(福島)が1アンダー71で食い込んだ。
昨年アウト組優勝の石川清巳(いしかわきよみ)(佐野)は73で9位、イン優勝の磯誠一(いそせいいち)(那須塩原)は73で10位。今年のシニアの部で3度目の優勝を飾った阿久津英男(あくつひでお)(日光)は75で20位に終わった。
7部門最後の一般男子の部決勝は11日、矢板CCで行われる。
要所で攻めて運も味方に
競技ゴルフに挑戦して45年で悲願の県知事盃を手にした中島正(なかじまただし)(茨城)。表彰式のスピーチでは「孫に今朝『じいちゃん頑張ってくる』と約束した。でも、まさかこんな場所であいさつできるとは」と声を詰まらせた。
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