クレー射撃成年スキート第4ラウンド 14発目を外し悔しがる石原(県協会)=佐賀市の佐賀県射撃研修センター

 国民スポーツ大会は28日、佐賀市の佐賀県射撃研修センターほかで会期前競技のクレー射撃、ライフル射撃などが行われた。

 ライフル射撃は成年男子50メートルライフル立射で小林郁弥(こばやしふみや)(スポーツ健康医療専門学校)が371点で8位だった。

 クレー射撃は成年スキートに2021年東京五輪代表の石原奈央子(いしはらなおこ)(県協会)が出場し、第3ラウンド(R)終了時点で62点の34位。同トラップは中村俊彦(なかむらとしひこ)(県協会)が17位。両選手は最終第4Rも終えたが、日程未消化の選手がいるため順位は29日に確定する。

◆「世代交代感じた」 石原

 クレー射撃成年スキートの石原奈央子(いしはらなおこ)(県協会)は第3ラウンド(R)を終えて34位。最終第4Rもスコアを伸ばせず、上位進出は叶わなかった。2021年東京五輪にも出場した実力者だが、開口一番に「世代交代を感じたね」。表情の奥に寂しさをにじませた。