第77回秋季県高校野球大会第9日は28日、宇都宮市のエイジェックスタジアム(県営本球場)と清原球場で準々決勝4試合が行われ、宇都宮工、作新学院、文星芸大付、佐野日大が準決勝に進んだ。
宇都宮工は宇都宮南に逆転勝ちし、5年ぶりの4強入り。六回に1点差を追い付き、七回は1死二塁から石川響夢(いしかわきょうむ)の適時三塁打で勝ち越した。3連覇を狙う作新学院は先発斎藤奨真(さいとうしょうま)が4安打1失点と好投し国学院栃木に快勝した。
矢板中央を退けた文星芸大付は先発の津久井雷仁(つくいらいと)が1失点完投。打っても四回に2点適時打を放つなど投打で活躍した。佐野日大は青藍泰斗を破り、2年ぶりの4強。初回に和栗虎雅(わぐりたいが)の適時内野安打などで3点を先制し、その後も効果的に得点を重ねた。
大会第10日は10月5日、清原球場で文星芸大付―宇都宮工、佐野日大―作新学院の準決勝2試合が行われ、関東大会に出場する2校が決まる。