第77回秋季県高校野球大会第7日は23日、宇都宮市のエイジェックスタジアム(県営本球場)と清原球場で3回戦4試合が行われ、矢板中央が15年ぶりに8強入りを決めた。そのほか宇都宮南、宇都宮工、文星芸大付が準々決勝進出。夏の王者石橋は敗退し、来春のセンバツ出場が絶望的となった。
矢板中央は7-1で足利大付に快勝。同点の五回に鈴木倫太郎(すずきりんたろう)の2点適時打などで4点を勝ち越した。宇都宮南は5-4で石橋に競り勝った。初回に吉澤拓海(よしざわたくみ)の適時三塁打などで3点を先制。二回にも2点を加えてリードを広げた。先発玉木匠(たまきたくみ)は八回に1点差まで迫られたが、9回4失点の粘投で逃げ切った。
大会第8日は24日、両球場で3回戦の残り4試合が行われ、8強が出そろう。