国籍や宗教に関係なく誰もが訪れ一息つける憩いの場となってほしい-。そんな願いが込められた子育てサロンが9月上旬、宇都宮市内にオープンした。外国にルーツを持つ親子の利用を想定した「Minna(みんな)のいばしょ」。国際教育などに力を入れる公益財団法人「とちぎYMCA」が、宇都宮市陽東4丁目に今夏新築した拠点で運営している。英語を話せるスタッフが常駐し、目指すのは言語や文化の壁を越え日本人と外国人の親がともに育児を楽しめる場だ。運営責任者の小野寺温代(おのでらあつよ)さん(45)は「外国人も含めた多くの地域の人に来てもらい、交流が生まれる場になってほしい」と利用を呼びかけている。
「みんなのいばしょ」は、社会的孤立の予防を目指す宇都宮市が、誰もが利用できる拠点づくりを支援する「共生の居場所ライトリンク補助金」のモデル事業として市内で始めた6カ所のうちの一つとして開所した。
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