あどけない姿に多くの人が胸を締め付けられた。小山市の小林一斗(こばやしかずと)ちゃん(4)、隼人(はやと)ちゃん(3)=当時=兄弟が、川に生きたまま投げ落とされて殺害された痛ましい事件。同市の牧師新村義一(にいむらよしかず)さん(49)は殺害される前日の2人の姿を撮影し、その写真は報道機関を通じて全国に発信された。「今も心のどこかで引きずっている…」。新村さんは11日までの下野新聞社の取材に「近くにいながら救えなかった。消せない、消えない記憶」と胸の内を打ち明けた。事件は12日で発生から20年になる。
「まさか」。2004年9月12日朝。新村さんは警察官から兄弟が行方不明になったと聞き、動揺した。
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